富山県西部・高岡市を中心に活動しているアマチュアオーケストラです。  



プロフィール


 高岡フィルハーモニー管弦楽団は、富山県の西部に位置する高岡市を中心に活動しているアマチュアオーケストラです。発足は1990年春、創設者・初代団長の溝川英司氏の呼びかけで、わずか10人程の有志で “アンサンブル高岡” という名称でスタートしました。当初、10人あまりでは演奏会を開催することができず、レストラン等で小さなディナー演奏会をするという活動内容でした。そして名称を “高岡フィルハーモニー管弦楽団” と改称して1992年9月5日、結成から2年半という歳月を費やし、指揮者に太田島 篤氏を迎えて第1回演奏会の開催に至ったのですが、その内容はアンサンブル中心の小編成プログラムで管弦楽とは言い難いものでした。
創立当初や第1回演奏会の後、定期的に演奏会を開催できるかどうか解らないという状態にあり、その名残で「定期」の二文字をつけずに演奏会を開催してきました。
1993年11月27日、砺波市文化会館にて第2回演奏会を開催。その時のプログラムは「フィンランディア」「未完成」「運命」で、この時の演奏会が “管弦楽団” と呼ぶにふさわしい最初の演奏会と言えるでしょう。
その後、団員も増加し指揮者に室賀元一氏を迎えて、チャイコフスキー「交響曲第5番」・ブルックナー「交響曲第8番」などを演奏し大曲志向が強まって意気揚々と活動を展開しておりましたが、バブルの崩壊等、社会情勢の激変などで団員の減少がはじまり、存続が危ぶまれる状態にまで陥りました。
2002年より指揮者に本多敏良氏を迎えて演奏会を継続。2004年、本多敏良氏を当団の初の音楽監督・常任指揮として、氏の手腕のもとに組織を再構築し、「定期」の二文字も掲げることにして活動を続けております。
2006年から高岡市民会館での「サロンコンサート」にも参加し、高岡市にあって「市民権」を得られるべく団員一同努力し、現在に至っております。
2007年3月より、高岡市教育委員会のご理解を得て、休校となった福岡町の淵ヶ谷小学校を専有の練習場として活用させていただいておりましたが、2015年旧淵ヶ谷小学校を解体し、同じ場所で新たに新築された「五位山交流館」を練習場所として引き続き活用可能となりました。大練習場・小練習場・事務室に加え、楽器庫・楽譜庫まで専有し、アマオケでは最も恵まれたオケと思っております。
2007年11月 「サロンコンサート100回記念」、2009年1月「高岡開町400年記念“第九”公演」においてその大きな役割を果たし、高岡市の文化の一翼に大きく貢献しました。
2009年11月、活動の功績を認められ、高岡市より「文化団体表彰」を受けました。
2012年5月「第2回 みんなで歌おう高岡“第九”」を成功させ、市民から喝采の拍手を受ける。
2015年3月「第3回 みんなで歌お“高岡第九”」を成功させ、沢山のブラボーコールを受ける。
練習場所在地の五位地区住民の方々との交流を深める意味で「3世代交流フェスタ」にも積極的に参加。本拠地が確保されたことによって、意気揚々と活動を続けております。


文化団体表彰




 指 揮 者 紹 介


 
  音楽監督・常任指揮

 本 多 敏 良 (ほんだとしろう) [Toshiroh HONDA

          (監督個人ホームページ


石川県羽咋市にて生まれる。
国立音楽大学にてクラリネットを専攻し、大橋幸夫氏に師事。
その後、東京芸術大学教授・故、金子 登氏の内弟子となり、指揮者に転向。
チェリベ弦楽合奏団を編成し、金沢公演で好評を博しデビュー。
1969年 金子 登氏の勧めで「ウィーン国立アカデミー(現、ウィーン国立音楽大学)」に留学。名教授として名高い故ハンス・スワロフスキー教授に指揮法を師事。
1972年 ザルツブルグでの指揮者・カラヤンのゼミにも参加。
1974年 12月 帰国。
1974年 石川フィルハーモニー交響楽団 初代常任指揮者に就任。
定期公演及び石川県音楽文化協会の主管事業の一つである「オーケストラと少年少女」のほとんどを指揮し好評を博す。
1976年 金沢市姉妹都市バッファロー(アメリカ)公演にてモーツァルト「戴冠ミサ曲」を指揮し、バッファロー市民から絶賛を受ける。
1987年 石川フィルハーモニー交響楽団 音楽監督・金子 登氏逝去の後を受けて、石川フィルハーモニー交響楽団 第2代音楽監督に就任。
1991年 音楽文化振興の功績に対して、石川県知事表彰を受ける。
1996年・1999年の2度にわたりイルクーツクとの音楽文化国際交流にて、ショスタコーヴィッチの「オラトリオ 森の歌」を指揮し、大喝采を受ける。
2001年 世俗カンタータ「カルミナ・プラーナ」全曲を指揮し、大好評を受ける。
2002年 全国生涯学習in金沢でベートーヴェン「第九」を指揮する。
高岡フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会で、客演指揮としてはじめて高岡フィルを指揮する。
2003年 ヴィエンナーレ いしかわ 秋の芸術祭にてマーラー「交響曲 第二番“復活”」(石川県初演)を指揮し、大喝采を受ける。「健民運動実践活動」の功績に対し、石川県知事表彰を受ける。
高岡フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮に就任。以後毎回の定期公演を指揮。
2004年 5月 高岡フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督に就任。
10月 トヨタ・コミュニティ・コンサートで再度、マーラー「交響曲 第二番“復活”」を指揮し、大喝采を受ける。

2005年 
12月 金沢において「第43回 年末公演」にて「第九」を指揮し、絶賛を受ける。
2006年 
5月 石川フィルハーモニー交響楽団を30余年の実績を残して辞任。
2007年 11月 「100回記念サロンコンサート“古城の森が育てるハーモニー”」で音楽監督を務め、高岡フィルハーモニー管弦楽団と一般公募による特別に編成された“古城の森合唱団”との融合を見事に果たし、高岡市民より絶賛を受ける。
2009年 1月「高岡開町400年記念“18万人の第九”公演」においてその大きな役割を果たし、会場満席の市民より大喝采を受ける。
2012年 5月 「第2回 みんなで歌おう高岡“第九”」を指揮し、その手腕が高く評価される。
2015年 3月 「第3回 みんなで歌おう“高岡第九”」を指揮し、沢山のブラボーコールを受ける。
以後、高岡フィルのすべてのコンサートを指揮し、現在も高岡フィルハーモニー管弦楽団の育成と高岡市の音楽文化向上に尽力している。

また、幼児教育における音楽のあり方を推進する意味で、全国の保育士等に対する講習会等の講師などをもつとめ、追従を許さない指導力を発揮している。

    
    
現在、高岡フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督・常任指揮
    1046 Grand Orchestra 音楽総監督・常任指揮

    日本幼児教育研究会 
代表理事
    
劇団「わんぱくランド」音楽監督


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